日々是好日

2006年にJICAのシニアボランティアとしてのパラグアイでの生活を「パラグアイ便り」として書き始めました。帰国後の2009年「日々是好日」にタイトルを変更して生活の様子を綴っています。ブログ内の記事検索は左上の「記事検索」を利用して下さい。言葉を入れれば、該当する記事が出てきます。右側のカテゴリー別アーカイブもご利用下さい。

ナツメヤシ

成長 crecimiento

アダンが随分大きくなりました。他の種子からは芽が出てきません。
ナツメヤシは大きくなっています。dsc09591_edited

5年前(左)、4年前(右)のナツメヤシの苗です。
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葉の形状が異なるのは、雌雄のせいか、幼若のせいか分りません。

ナツメヤシ datilera

エジプトのナツメヤシから根が出ていましたが、芽がどのように出てくるか見ていました。種のところから芽が出てこないのです。
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入院で伸び放題になっていましたが、分りました。根の途中から芽がでるのです(上の根)。
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植木鉢に植えてやりました。
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ナツメヤシは雌雄があるそうですから、今度は雌株と雄株です。

ナツメヤシ datilera

4月5日に水に浸けたナツメヤシの種から根が出てきました。
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まだ2つだけですが、種まきポットに移しました。
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あと2つは出てきそうですが、期待している大きな方からはまだ出てくる気配はありません。

ナツメヤシ datilera

根が出たナツメヤシを植木鉢に植えました。
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種を貫通して芽が出るのではなく、種を持ち上げてきます。

ナツメヤシ datilera

2/7目黒区の国際交流フェスティバルで買ってきたサウジアラビアの乾燥ナツメヤシを食べた後、種を水に浸けておきました。
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3ヶ月もたって根が出てきました。15個中9個です。
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3個を妻の実家にあげて、6個を種まき土ポットに植えました。
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イランの乾燥ナツメヤシで経験済みですが(2006.6.17)、生命力の強さに驚嘆です。

国際交流フェスティバル

(財)目黒区国際交流協会主催のフェスティバルが八雲のパーシモンホールで開かれるというので行ってみました。
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4回目だそうで、目黒区長も来て開会式で挨拶しました。
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24ヶ国が参加し、15ヶ国が料理や物産を出していました。
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26年前に3ヶ月滞在したサウジアラビアも店を出しており、ちょっと話をして記念にDates(ナツメヤシ)を買ってきました。
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昼食にはアルジェリアのクスクスを食べてみました。モロッコで食べた記憶がありますが、負けず劣らず美味しかったです。
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人口25万人の目黒区に8000人の外国人が住んでいるそうです。パラグアイ初め南米の国がひとつも参加していないのがちょっと残念でした。

ナツメヤシ3

ナツメヤシの実生はまず根が出て、次に種から芽が出ると思い込んでいました。ところが先日植えたイランのナツメヤシでは、種とは関係ないところから芽が出てきました。
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どうなっているのかちょっと不思議ですが、ロンドンの実生でも種がポロンと傍にころがっていたのを思い出しました。

ナツメヤシ2

昨年5月、会議でテヘランに行き、バザールでDateを買いました。非常に素朴なもので、このような姿です。
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このように乾燥したものからも芽が出たと聞いていたので、食べた後水に漬けておいたのですが、駄目でした。ところが、姉にあげたものから芽が出て育っていると連絡があったので、冷蔵庫に保管していた最後の3粒を食べ、また水に漬けておきました。4月頃のことです。1月経っても何の変化もないので諦めていたところ、6月になってから、種のひとつから白いものが出てきました。根っこのようなので、種まきポットに入れました。続いて2個目の種からも白い根が出てきました。これがその様子です。
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その後、去年バットに種まきして放置してあった種のひとつからも根が出ているのを発見しました。すごい生命力です。今日、発芽した3つの種を植木鉢に植えました。イランのナツメヤシの誕生です。
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なお、先日旅行で見学した鹿児島の酒造会社でナツメヤシから焼酎を造っていました。世界最古の蒸留酒アラックを再現したものだそうで、ナツメヤシは輸入品だそうです。いつの日か、南果樹園のナツメヤシから酒を造りたいものです。

ナツメヤシ

ナツメヤシは、中東で紀元前3000年以上前から栽培されており、世界で最も古くから栽培されている植物です。その実を乾燥させたものは、砂漠の遊牧民の携行食品でした。
数年前にトルコの友人からこの乾果:Dateをもらい、その存在を知りました。彼らは体の調子が悪い時にこれを食べるそうで、日本の梅干のような存在です。ただし、食味はまさに干し柿です。
その後、アラブ首長国連邦に行く機会があり、Dateを買ってきたことがあります。専門店の高級品からスーパーの実用品まで、また種ありから種抜きまで色々なものがありました。
去年の5月、テヘランで実のなったナツメヤシの写真を撮ったのですが、どこかにいってしまったので、写真を借用しました。こんな風に実がなります。photo from
http://www.asahi-net.or.jp/~wh4k-bnb/israel/daktilo.html
daktilo_1

3年前にロンドンに行った時に、果物屋で見なれぬ実を見つけ(この時はまだなったところを見たことがなかった)、何かと訊いたら、Dateだといいます。これがその時のDateです。
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乾果しか知らなかったので、どちらがおいしいかと訊ねたら、この生の方がおいしいというので、買ってみました。ホテルに帰り、食べてみたら、何と渋柿そのもので、食べられたものではありませんでした。
しゃくにさわったので、日本に持って帰り、熟させてみました。日が経つにつれ、渋みは薄れましたが、美味しいというには程遠いものです。そこで、実生から育ててみることにしました。ナツメヤシはイチョウのように雄株と雌株があるというので、数株は育てなければなりません。その年は2株、翌年3株、さらに去年1株、計6株が実生から育っています。下の写真は、左から1年生、2年生、3年生です。どこの産かは不明です。
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