2013年07月
美術部OB合宿と称して、山中湖の友人の別荘に集まりました。まず浅間神社にお参りしました。
続いて忍野八海です。すっかり変わっていましたが、この池だけは見覚えがありました。
お昼は手打ち蕎麦です。ここは蕎麦がきも絶品で、蕎麦がきを見直しました。
近くの小川を見に行きました。春には、桜の花と富士の絶景ポイントだそうです。
川面にハグロトンボが乱舞していました。休んでいたものです。
近くには、色んな花が一杯咲いていました。ダリアでしょうか。
別荘に到着です。斜面に建っているので、3階が玄関で、居間も3階です。
主婦ときどき絵描きと称する友人の絵が各部屋を飾っています。居間の大作です。
2階の屋上に設けられたベランダは樹上の秘密基地のようで、心地よい空間を作り上げています。
ビールで乾杯して、早速バーベキューを始めることになりました。本日のお品書きです。
いづれも本格的な材料で、御主人の大奮闘により、美味しい料理が次から次に出てきます。
いつものことながら、食べるのと飲むのに一生懸命で、写真を撮るのを忘れてしまいました。
夏の一日、涼しい山の別荘で、美味しい料理、美味しいお酒、楽しい会話を堪能しました。
ホテルを9時に出発し、10時に成都の空港に到着しました。小雨が降っていました。
北京行CA1406便は定時の12:00に出発しました。
珉山山脈の雪宝頂などが雲から顔を出していないかと期待しましたが、駄目でした。
飛行機は来る時と同様、西安上空を経て、北京に向います。2時間半のフライトです。
離陸後1時間、機内食が出ました。昼食です。四川では飲めなかったワインをいただきました。
北京の近くにきて、雲が切れてきました。
14:40 北京空港着 ほぼ定時です。
乗って来た飛行機です。タラップを使って降り、バスで移動です。
まず帰国便を確認しました。17:25 CA183 東京羽田 E51ゲート 遅れてもいないようです。
シャトルトレインで第3ターミナルに移動します。
出国手続きを済ませました。まだ2時間半あります。きれいな噴水があることに気がつきました。
中国らしい絵?も飾ってあります。
土産物屋を物色し、孫用の気にいった服を見つけました。
17:40 定刻より15分遅れで、飛行機に乗り込みました。
駐機場を出ましたが、離陸する飛行機が一杯とかで、動いたり、止まったりしてしています。
日は傾き、看板に灯が入りました。隣席に1人で母を訪ねて来日する中国人の13歳の少女がいて、話していたので退屈はしませんでしたが、結局、離陸するまで2時間半、飛行機は誘導路にいました。
20:15 ほぼ3時間遅れで、CA183便は北京を飛び立ちました。
いつもより早く、離陸後30分で機内食が出ました。せめてものつぐないでしょうか。
22:19(日本時間23:19)名古屋の灯りが見えました。
0:18 2時間半遅れて羽田に着陸しました。鞄をとって出てくると零時半をまわっていました。
時刻が問題で、零時半を過ぎるとタクシー以外の交通機関がないということです。飛行機会社から5,000円のタクシー券が出るとか言っていましたが、駄目になりました。ホテルの手配をと、添乗員さんが言っていましたが、当初よりタクシーで帰ろうと思っていましたので、皆さんには申し訳ありませんが、タクシーで帰らせてもらいました。遠い人はどうなったのでしょう。後日、旅行社より燃料サーチャージが安くなったので、6,040円返還しますと言ってきたのはこれと関連するのでしょうか。
今回の旅行は初めから最後まで、飛行機の遅れに悩まされました。阪急トラピックスのタイトな日程で、遅延しても予定通り旅程を進めると、益々ハードなものになります。今回、パスポートを無くされたり、骨を折られたり、沢山の方がお腹の調子が悪くなられたのは、その必然の結果のような気がいたします。
一緒に旅行した皆さんお疲れ様でした。このブログを見た方は是非コメントください。いろいろなトラブルに見舞われた添乗員さん、御苦労さまでした。今度はもっと楽な旅に添乗できるように祈っています。
テレビで四川省大雨の特集をやっていました。橋が流されたり、洪水が起きたりしているようです。
11時 ホテルを出発しました。今日の予定は、武候祠とパンダの見学と川劇の鑑賞です。
電動バイクが沢山走っています。雨の多い成都らしく、特殊な傘を付けたものもあります。
今日のお昼は日本食でした。成都の居酒屋で昼食です。
疲労が蓄積し、あまり食欲がありません。腹の具合が悪い人が何人もいることが分りました。
武候祠の入口です。武候とは諸葛孔明のことだそうです。成都は蜀の都だったのです。
漢照烈廟です。劉備玄徳、関羽、張飛など蜀漢のお歴々が祀られています。三国志の世界です。
蜀漢を興した劉備玄徳(諡号は照烈帝)の像です。ふくよかなお顔をしておられます。
武候祠です。諸葛孔明が祀られています。
諸葛孔明像です。これもふくよかな顔立ちで、今までのやせたイメージとは少し異なっています。
竹林と赤い土塀に囲まれた道を通って行くと、
劉備玄徳のお墓、恵陵があります。高さ12m、直径60mの円形墳墓です。未発掘だそうです。
次に成都大熊猫繁育研究基地に行きました。パンダの動物園みたいな所です。
6頭から始め、83頭まで増やしたのだそうです。初めにパンダの幼稚園に行きました。
お母さんパンダは、寝ていて動きませんが、
子供たちは木に登ったり、
じゃれあったりしていました。
今度は5歳位の子供です。歩きまわったり、
笹を食べたりしていました。
十数頭のパンダを見ることができましたが、子供は活発に動きまわり、大人は皆寝ていました。
ヒスイの店に行きました。余りに色のきれいなのは偽物とか。記念に指輪を買いました。
夜は本物の四川料理をいただきました。元祖 陳麻婆のお店です。
辛いことは辛かったですが、食べられないほど辛くはありませんでした。素を買ってきました。
四川省川劇院に川劇を観に行きました。川劇は一瞬で面を変える変臉(へんれん)で有名です。
初めから川劇かと思ったら、初めは普通の劇でした。
いろんな芸が披露されました。
手を使った影絵です。
あやつり人形がでてきました。上手に舞い踊ります。
お笑いの寸劇もあります。
雑技です。両手両足で4つの笠を回したり、足で大きな壺を回したり、机を回したりしました。
華麗な舞です。
二胡の演奏も行われました。
ここでやっと川劇が始まりました。
筋も何も分りませんせんが、
面がどんどん変わっていくことが芸のようです。
あやつり人形も変臉します。
素顔を見せて、また変臉
フィナーレです。
これで全観光を終え、明日帰るばかりとなりました。残った元をホテルの売店で使いきりました。
川を遡り、分水嶺を越えて、岷江の源流を下ります。
甲潘古城、住民は、夏は草原に行っていて不在だそうです。
チベット族の村が点在しています。
パオ風のテントも見えました。
3000mの高地でも、野菜などの栽培が行われています。
この辺りの拠点 川主寺に近付き、立派なお寺なども見えてきました。
川主寺で宝石店に寄りました。天珠が売り物です。記念にストラップを買いました。
黄龍へは4007mの峠を超えて入ります。高山病対策の酸素缶と水が配られました。
4007mの峠 雪山梁です。霧で、珉山山脈 雪宝頂(5588m)どころか、何も見えませんでした。
峠を越えると、野山にヒツジやヤクが見られました。
黄龍 華龍山荘での昼食です。高山病対策のため、腹6分目と言われ、料理が余っています。
13:20 黄龍のロープウェー乗り場に着きました。到頭 雨につかまってしまいました。
凄い頻度でゴンドラが出ています。標高2900mから3473mまで、一気に登らせてくれます。
ロープウェー降り場で解散し、各自散策し、5時半までに華龍山荘まで戻ってくることになりました。
霧がかかった森の中を、五彩池に向って下って行きます。雨が強くなり、傘を出しました。
霧の中、下の池が見える所もありました。霞んでいます。
結構、色んな花が咲いています。
五彩池から下る道との交差点を過ぎ、14:30 黄龍古寺が見えてきました。もう五彩池です。
歩く時間が表示されている時間より早いことが分ったので、これからはゆっくり歩くくことにしました。
黄龍で一番高い所にある五彩池(3523m)です。東側の高い展望台からの遠望です。
きれいな部分をアップしてみました。雨で少し霞んでいますが、中々見事です。
五彩池に咲いていた赤い花です。ここには青、黄、紫、色んな花が咲いていました。
五彩池の畔に建つ、明の時代に創建された黄龍古寺です。御本尊の仙人を拝んできました。
鳥がいました。キジバトみたいですが、よく分りません。愛をささやきあっていました。
黄龍中寺、やはり明代の創建のようです。マニ車が特徴的です。これから黄龍を下って行きます。
争艶彩池(3400m)です。黄龍渓谷第二といわれる極彩色の池々が並んでいます。
娑羅映彩池(3415m)、5月には湖畔のツツジが満開となり、池に照り映えるそうです。
明鏡到影池(3400m)、池の水面がきれいで、鏡のように、雲や山や林を映し出します。
盆景池(3320m)、池、岸、草木が天然の盆景を作っています。
金沙鋪地、1300mにおよぶ傾斜した浅瀬、黄土(金)色の石灰沈着物で覆われています。
酸素小屋です。高山病にかかった人が酸素を吸える所のようです。
蓮台飛瀑(3260m)、落差45m、黄金色の蓮台に龍の爪、水が銀色のしぶきをあげて落ちています。
この辺まできたら、雨が止みました。レンズ拭きをしなくてよくなり、写真が撮り易くなりました。
飛瀑流輝(3245m)、幅68m、落差14m、流れ落ちた水が輝いています。
迎賓彩池(3230m)、歩いて登ってくると初めに目にする池々です。
16:45 歩行3時間でゲートに辿り着きました。特に急ぎませんでしたが、全体で2番目の到着でした。
高山病は現れず、用済みとなった酸素缶を使ってみました。特に効果は認められませんでした。
また4000mの峠を越えて行きます。18:40 文字通り、山野の中のレストランで夕食をとりました。
19:30 九寨・黄龍空港に到着しました。飛行機は遅れているでしょうか。
意外にも飛行機は定刻の21:00に成都に向け、飛び立ちました。今回の旅行で初めてのことです。
22:00 成都着 成都は土砂降りの雨で、バスまでの数百mを歩き、ずぶ濡れになってしまいました。
Kazu