泊った敦煌太陽大酒店です。日の出は7:35、だいぶ東に戻ってきました。
7時、今日の朝食です。お粥と野菜、肉がなくて、健康的です。
8時出発、まず夜光杯の店に行きました。記念に小さいのをひとつ買いました。
次に市場に行きました。果物、野菜、肉、魚、色々なものを売っています。
今日は中秋の名月、月餅を売っていました。6個で5元(70円)、十分おいしく、食べられました。
いよいよ莫高窟を見に行きます。
莫高窟は、鳴沙山の東壁に4世紀から千年に亘り、彫り続けられた石窟群です。
この有名な建物は第96窟の大仏を収めている9層の楼閣です。
全部で12窟を見学しました。撮影は禁止なので、インターネットから画像を拝借しました。
初めに行った328窟です。このような仏像を配置した石窟が数多くあるようです。
第217窟の壁画
第96窟の大仏、9層の大仏殿の6層目の窓から顔を見えことができるそうです。
158窟の涅槃像
156窟の張議潮出行図
2時間見学して、敦煌の市街に戻って昼食です。郷土料理だそうです。
昼食後、嘉峪関に向けて380kmのドライブです。
緑が多くなると、人家があり、羊なども見られました。
嘉峪関城楼の標識です。ここで高速道路を降りました。
17時嘉峪関の街で夕食です。家庭料理だそうです。
20時ホテル到着 長城賓館です。ロビーに金魚がいました。
部屋入ると、月餅と梨が置いてありました。カーテンを開けると中秋の名月が輝いています。
お茶を入れ、名月を見ながら、一人月餅を食べました。
2012年09月
トルファンを4時間遅れて2:10に出発した列車は、止まらずに走り続け、7:00にハミ駅に停車しました。
その後もほとんど止まらずに走り続け、7:40 日の出を迎えました。
到着は11時頃なので、朝食を何とかしなければなりません。誰かのおみやげのナンを食べました。
10:42 敦煌もよりの柳園駅に到着しました。賢明にも、予定表には時刻が書いてありませんでした。
予定通り、朝食を駅前の食堂で食べました。ただし、遅れにより、観光の順序は変更になりました。
敦煌へは2時間ほどかかります。何処までも続く、不毛の大地の中を走り続けました。
緑が現れてきました。
綿畑がありました。この辺は綿の生産地だそうです。
ブドウ畑もありました。ウルムチやトルファンと同じような作物を作っているようです。
敦煌に到着しました。党河でしょうか。
13:30 昼食です。何か食べてばかりですが、食べられるから不思議です。
仏教経典の翻訳で有名なクラマジュウの愛馬を供養した白馬塔です。
敦煌博物館です。撮影禁止でした。莫高窟をモディファイした建物が中々斬新です。
いよいよ待望の鳴沙山です。沙漠です。鳴き砂だそうだったんですが、確かめませんでした。
ラクダに乗って、キャラバン、出発進行 フタコブラクダは背が低く、恐怖感はありません。
沙漠のキャラバンの写真が撮れました。
鳴沙山の麓には月牙泉という泉が湧いており、寺院がありました。新しい寺院が復元されています。
夕日に映える玉門関です。陽関と並び称される西域への関門でした。
月は東に、日は西に。1日前の中秋の名月が玉門関に昇ってきました。
漢の時代の万里の長城が残っています。日が暮れました。
何とか全日程を終え、1.5時間かけて、9時に敦煌に戻りました。敦煌料理だそうです。
ホテル到着21:44 今日のホテルは太陽大酒店です。
2回目の午前様で、どうなるかと思いましたが、沙漠のラクダ乗りで目が覚めました。元気です。
泊ったホテルの朝の顔です。
部屋からの眺めです。8時に日の出を迎えました。北京と同時刻ですが、本当は時差2時間です。
トルファンに行く途中、風力発電の風車を見ました。今や中国は風力発電、世界一です。
車窓の左側にはボグダ山脈の、雪を頂いた山が見えました。主峰は5000mを超えているそうです。
車窓の右側には塩湖が見えました。福島原発の事故後、塩が高騰したことがあったそうです。
砂漠の水道:カレーズの博物館を見学しました。思ったより竪穴の間隔が短いのに驚きました。
今でも清冽な水が流れていました。不透水層を選び、自然勾配で流す、中々の土木技術です。
カレーズはオアシスを作っており、ブドウがたわわになっていました。
交河故城は、高さ30mの大きな川中島にあります。天然の要害をうまく利用しています。
城というより城塞都市だったようで、仏教寺院などもあったようです。
昼食です。ラグ麺などの郷土料理ということです。
この辺りでは石油が出るそうで、石油を掘っていました。随分密に掘るものだということを知りました。
片方では唐辛子を干していました。
日本でも有名な火焔山です。立派な標識が立っていました。
もっともガイドの話では、火焔山という山はなく、山脈をいうのだそうです。
高昌故城では、ロバ車に乗って見学です。
玄奘三蔵が立ち寄ったという高昌国の都の遺跡です。
6~7世紀高昌国時代のアスターナ古墳群も見学しました。
火焔山の山肌を穿って祠としたベゼクリク千仏洞です。下にはムルトク川のオアシスがあります。
夕食です。トルファン料理だそうです。毎日同じようなものですが、食に拘りませんから、大丈夫です。
これから夜行寝台列車で敦煌に向かいます。22:05発の予定が、列車が来たのは午前2時でした。
またまた4時間の遅れ、前途多難な旅となりました。
宿泊した西安賓館です。中々立派なホテルで、帰りにまた泊ります。
ホテルからの眺めです。西安はいつも靄っています。
今朝3時半に寝て、6時半に起きて、7時に朝食を食べました。出発は8:15になりました。
今日は西安10:35発の飛行機でウルムチに向かいます。所要3時間20分です。
搭乗1時間、11時半に昼食が出ました。ビールを飲みました。ワインはありませんでした。
いつの間にか雲が晴れ、眼下に雪山が現れました。祁連山脈でしょうか。
山が消え、荒涼たる砂漠となりました。
しばらく行くと、また雪山が現れました。天山山脈かもしれません。ウルムチへの降下が始まりました。
ウルムチは快晴で、気温は高いが、湿度は低く、爽快でした。
新疆ウイグル自治区博物館を見学しました。
ここの目玉は楼蘭美女です。発見当時の写真からすると、黒く変色しています。
玉石店にも行きました。
最後にバザールに行きました。スイカ、ハミ瓜、ザクロ、ブドウ、ナシ、干しブドウなどが並んでいます。
衣服もあります。民族衣装を孫達に買ってみました。
夕食はしゃぶしゃぶで、マトンや牛肉を白いスープで食べます。食べるのに忙しく撮るのを忘れました。
今日のホテルは独山子大飯店です。到着は8時50分でした。
今日はゆっくり風呂に入り、昨日からの旅の疲れを癒しました。
難民を助ける会のチャリティコンサート「忘れないで3.11」がサントリーホールで開かれました。
皇后陛下を迎え、モーツァルトのレクイエムが演じられました。また、相馬の法螺貝も見事でした。
Kazu