東工大蔵前会館で「科学技術立国日本を考える会」主催のシンポジウムが開かれました。
初めに東工大の中島秀人教授から科学技術、イノベーションに関する講演がありました。
昔助手をされていた鳩山総理からの協賛メッセージが披露された後、来れないだろうと言われていた菅副総理が登壇し、日本の技術を外国にアピールし、技術立国を推進していきたい旨の話をしました。
続いて民主党の藤末健三参議院議員(1985年情報工学科卒)が国会での活動を報告しました。
最後に公明党の齊藤鉄夫衆議院議員(1976年応用物理学修士終了)がご自分の経験からの科学技術の話をしました。
東工大出身の国会議員は現在3人だそうで、今晩一堂に会しました。
中国政府はNo.6まで理系だという話が菅副総理からありましたが、文系の中島教授は理系のトップに懐疑的でした。
2010年04月
まずビンロウジュです。実が噛まれ、台湾の南西部で沢山栽培されています。
日月潭の辺で咲いていたアブラギリです。台湾を代表する木だそうです。ちなみに国花は梅です。
台南の赤崁楼の池には鯉がいました。日本の錦鯉とは少し違うようです。
同じく台南の延平郡王祠にあったガジュマルです。何本もありました。
台南から高雄に行く途中で見たスイカ畑です。マメ科の黄色い花も咲いていました。
高雄の澄清湖にいたツバメ?です。何回も飛来し、人懐っこい鳥でした。
同じく澄清湖でミツバチが飼われていました。
台湾では鳩小屋がよく見られました。食用ではなく、賭けの鳩レースが行われるのだそうです。
言わずと知れた台湾バナナです。バナナの房にも袋が掛けられていました。
台湾といえば養鰻が有名ですが、最近はトコブシの養殖が盛んだそうです。
東海岸の三仙台でひっそりと咲いていた花です。
東海岸 豊浜の北回帰線で咲いていたハイビスカスです。かなり大きかったです。
花蓮の阿美文化村にあったユリです。ユリはどかこかで栽培していたような気がします。
太魯閣渓谷 緑水の展示館に咲いていたアマリリスです。
花蓮の石屋さんのレストランで飼われていた大きな金魚です。台湾金魚とは違うようです。
台北の忠烈祠にあったブーゲンビリアです。盆栽にしてしまうとはさすが台湾です。
牛や水牛も見かけましたが数少なく、写真は撮れませんでした。
台湾周遊の最終日です。宿泊した康華大飯店を今日は少し遅く八時半に出発しました。
一部の人が泊った華国大飯店近くの景福宮です。龍山寺と同様なお寺のようです。
台北はさすがにバイクも多く、信号が変わるとしばらくはバイクの列が続きます。
初めに土産店で茶芸体験をしました。記念に高山茶を買いました。
それからいよいよ故宮博物院の見学です。
本館の前に立っていた蒋介石の銅像はなくなっていました。
孫文の坐像が1階内部の正面に飾られています。
館内は撮影禁止でした。22年前に来た時に買った本です。見たものの一部を紹介します。
まず最も有名な、ヒスイで作られた白菜とキリギリス・イナゴ「翠玉白菜」です。意外と小さく、もっと大きいと思っていました。同じ部屋に豚の角煮そっくりな「肉形石」が展示されていましたが、昔の本には出ていません。自然のものということですから、芸術品とされなかったのかもしれません。
幾重にも組み込まれた象牙の玉「象牙透彫雲龍文套球」は出ていました。
唐三彩もありました。
明 永楽窯のコバルトブルーはミンブルーというのだそうです。
王義之の「快雪時晴帖」です。
1時間半の故宮博物院の見学を終え、国民党軍の英霊を祀る忠烈祠に行きました。
毎正時に衛兵の交代が行われます。12時の衛兵交代が始まりました。
本殿の衛兵が交代しました。台湾は今でも国民皆兵だそうです。
これで予定の観光は全て終了です。
お昼を小籠包の鼎泰豊に食べにいきました。東京にも支店があるそうです。
店は満員の盛況です。我々は予約でほとんど待ちませんでしたが、待つのは当り前だそうです。
小籠包や蒸し餃子など3種類と、
スープ、野菜炒め、チャーハンがついてOP2000円でした。
店を出ると、高さ508m 世界第2位の高さを誇るTAIPEI 101が見えました。
街で面白い大看板を見ました。陳菊(左の女性)は民進党で高雄市長だそうです。選挙でしょうか。
我々の観光が終わるのを待っていたかのように雨が降り始めました。
14:30 桃園国際空港に到着しました。
今回は見ることができなかった最高峰玉山(3997m)の写真がありました。
16:35 雨の中 中華航空CI 106便で台湾を後にしました。
天気が悪く、飛行機は雲の上の飛行となりました。
離陸1時間後、日本時間18時半夕食が出ました。パスタを選びました。
日本時間18:47 夕焼にならず雲の中に日が沈みました。
20:40 飛行3時間で無事成田に到着しました。雨は降っていませんでしたが、気温は5℃で、妻に駅までコートを持ってきてもらいました。
今度の旅行のお土産です。孫に何かと探しましたが、適当な物が見つかりませんでした。
男1人参加4名、男2人参加1組、御夫婦7組の計20人のグループ、ガイドの李さんと1人参加のW氏の人柄により、和気藹々の旅行となりました。参加の皆様お疲れ様でした。李さん、Wさん ありがとうございました。
7時20分にホテルを出て、太魯閣(タロコ)渓谷の観光に出かけました。まず新城に向います。
太魯閣渓谷の入口「東西横貫公路」の門をくぐります。台中に続いていた道です。
すぐに「銀帯瀑布」が望遠できました。
初めの観光スポット イワツバメの巣があるという燕子口です。
渓谷が最も狭まっている所だそうです。下の岩は大理石です。
蒋介石の国民党軍が人力で岩を削り、トンネルを掘って作った道です。
老西渓との合流点には蒋介石が母を記念して建てた慈母亭があり、慈母橋が架かっています。
大理石の渓谷はみごとです。
トンネル内では大型バスはすれ違えないので信号もあります。
道路工事における212名の犠牲者と702名の負傷者のために建立された長春祠です。
花蓮は大理石だけでなく、ヒスイやメノウも産します。石の工場「介石館」を見学しました。
これは色をつけたのでなく、自然の配色だそうです。
続いて展示、販売所「石之屋」を訪れました。
見事な作品に感心しました。記念に小さなヒスイのペンダントを購入しました。
お昼は同じ構内にある「光隆餐庁」で郷土料理をいただきました。
昼食後は特急列車で台北に向います。
12時前に花蓮の駅に行きました。
北回りの鉄道開通30周年で、今まで12代の列車が使用され、今は日本の「かもめ」だそうです。
我々の乗る列車は12:30発の特急タロコ号1094便で、かもめ型車両です。
日本の「かもめ」は九州で走っている特急で、白いカモメと言われているようです。タロコ号の内部です。
東の海岸線を北上し、45分で羅東に到着しました。
頭城の沖の亀山島が見えました。列車は海岸線を走り、基隆の方を回って台北に向いました。
14:35 特急タロコ号は約2時間で台北に到着しました。
台北では今年11月から花博が開催されるようです。
初めに龍山寺に向いました。MRT(地下鉄?)の龍山寺駅です。
龍山寺の山門です。龍山寺は台北で最も古い寺で、22年前にも来たことを思い出しました。
中に入るとすごい人です。お経を唱える人、お線香を上げる人、占いをする人で一杯です。
本殿の文殊・普賢菩薩の前で、法衣を着て、声を揃えてお経をあげる一団もいました。
お供え物も沢山上っています。一度供えた後、取り下げて持って帰るのだそうです。
後殿の天上聖母 媽祖も生誕の日が近いとかですごい人気です。
文昌帝や誕生娘娘(子宝の神様)があり、勿論商売の神様関帝も祀られています。
総統府は車窓観光で、うまく撮れなかったので写真を借りてきました。
旧総督官邸で今は迎賓館になっている台北賓館も同様に写真借用です。
中々良い建物です。
大偉人の契合と題して、広州駅での孫文と若き日の蒋介石の絵が飾られています。
蒋介石の執務室が保存されています。
2階に上ると巨大な蒋介石の坐像があります。
白亜の大理石の建物に中正記念堂の額です。
前面には広大な庭園 両脇には劇場と音楽堂があります。
台北の免税店に行きました。大陸からの中国人でごった返しており、外まで大混雑でした。
夕食は梅子餐庁です。
台湾料理をいただきました。
夕食後 士林夜市を散策しました。
カエルの卵とおどかしてゼリー状のものを売るお店がありました。
珍珠奶茶とはタピオカティーのことです。一杯120円程度です。
このTシャツは1枚290元(870円)、2枚だと500元(1500円)でした。
野菜マン10元(30円)、肉マンが12元(36円)と割安です。
サトウキビのようですが、1本40元(120円)と割高です。
当然果物の店もありました。ガイドさんによると、法外な値段を吹っかける店もあるそうです。
7時半に夜市を引き上げ、8時にホテルに入りました。仲間になった人達と再び飲みにでかけました。
今朝も6時半に朝食です。中国人が沢山と思ったら、台湾宜蘭市の人達でした。台湾の人は違うと言うかもしれませんが、姦しいことに違いはありません。
7時20分にホテルを出発し、高雄の街を一望できる標高365mの寿山に向かいました。
寿山の中腹には中華民国の英霊を祀る忠烈祠があります。
日本統治時代の高雄神社の所に建立されたものです。
回廊には中華民国の歴史的写真が展示してあります。本殿の内部です。
高雄の港が見えます。湾口の方を望むと、旗津半島が防波堤のように横たわっています。
高さ378m 高雄のランドマーク 東帝士85ビルも望遠できました。
高雄百貨公司で買物です。名物のカラスミと蓮のお菓子を買いました。
高雄を後に台東に向いました。郊外に出ると、田園地帯で、北京ダックのアヒルが飼育されていました。
台湾では街道の至る所で檳榔が売られています。檳榔の実に石灰を付け、キンマの葉に包んで噛むと、軽い覚醒作用があるようです。これらのセットを若い女性が売っており、檳榔西施(Betel nut beauty)なる言葉もあるそうです。中には水着姿で売る人もいるようです。
ヒシの実を売っていました。食べたことはありませんが、菱形の語源になった由緒あるものです。
この辺は昨日食べた蓮霧の産地だそうで、収穫期を向かえ、白い袋が掛けられています。
台湾海峡の海が見えました。中国本土は見えません。漁船が独特の形をしています。
楓港という所から山に入り、峠を越えて東海岸に出ます。楓港で一休みです。
山越え1時間、東海岸に出ました。曇で風も強く、様子が一変しました。
12時過ぎに台東に入りました。台東はお釈迦様の頭のような果物シャカトウの産地です。
お昼は台東錦江春餐庁で、豚の角煮など郷土料理をいただきました。
台湾では3000m級の中央山脈が南北に走り、西と東では何か様子が違うことを感じました。海で取れる魚も違うそうです。
Kazu