チベットに伝わる民話を基に、ヤン・リーピンが制作した「蔵謎」を観にいきました。
大きなマニ車が回り、読経の声が流れる中、法螺貝が鳴り響き、ステージが始まりました。
多くの人々と共に、老婆とヤギは五体投地しながら、ラサへの巡礼の旅に出ます。
大きな力(眼光)に導かれ、進みます。
男子の六弦琴の演奏と舞踏です。迫力があります。
女子の長袖舞です。優雅です。
男女の舞です。コミカルです。
ゲルでチベット音楽が奏でられます。
打阿カツ(Mortar Song)勤労奉仕、ポタラ宮殿修復の歌、土を突固める棒を打ち鳴らします。
夏拉舞(Black Hat)
衣装祭(Costume Festival) チベットでは服装を競う祭があるらしい
蓮華度母(Lotus Tara) 美しく舞い踊る 菩薩
ヤクの舞(Yaku Dance)
吹雪に遭い、老婆は着ているものをヤギにかぶせ、自分は寒さで死んでしまいます。
最後の審判を受け
老婆は、生前の善行により、天国に召されます。
輪廻転生、老婆は少女に生まれ変わり、ヤギを連れて、また巡礼の旅にでます。
フィナーレです。
観た時は、新しく作られたショーという感じでした。帰ってから、色々調べて再評価しました。
華生酒店の姿です。蒸し暑い!7/7(日) 日が良いのか、結婚式の看板が揚がっています。
部屋は8階でした。部屋からの眺めです。
昨晩はぐっすり眠り、7時に朝食を済ませました。
午前8時 楽山に向け出発です。楽山大仏は峨眉山と共に、世界遺産になっています。
8:45 楽山到着 初めに船から大仏を眺める予定でしたが、濃霧のため遊覧船は欠航
楽山大仏への入口です。世界遺産に入るにはパスポートと入場券が必要です。
階段を登り、大仏さんのお顔を見にいきます。
途中、郭沫若の像がありました。楽山の出身だそうです。13層38mの霊宝塔が見えました。
丘の上には凌雲寺があり、大雄宝殿、弥勒殿などがあります。
弥勒殿の仏様です。どうやらこの辺では弥勒菩薩は布袋さまのような姿をしているようです。
有名な、浮玉亭からの岷江の眺め、今日は煙っています。遊覧船は出るのか心配です。
唐代の713年、大仏建造を始めたという海通の像と居住した洞穴です。
楽山大仏の頭部です。頭高14.7m、鼻の長さ 5.6m、口の長さ 3.3m、耳の長さ 7.0mだそうです。
大仏の足元に降りる道は人で一杯です。我々はそちらには行かず、
大雄宝殿の中を通り、
下に向かいました。
遊覧船が動きだしたようです。
11時 桟橋に向い、遊覧船を待ちます。川べりは蒸し暑さが和らぎます。
川から見る楽山大仏です。高さ71m 世界最大の磨崖仏です。逆光でした。
凌雲山が形造る涅槃像を見て帰港しました。
靄ってはいましたが、雨は降らず、川からも大仏を見ることができ、幸運でした。
花嫁さんがいました。看板に偽りなしで、よかった、よかった。
昼食は楽山料理です。名物の豆腐料理を2種類いただきました。ビールは雪花です。
12:50 高速道路で成都に戻ります。
野を超え、丘を越え、約150kmのドライブです。
豚も高速道路で運ばれています。
成都に戻りました。ラテックス寝具店で、マットレスや枕の説明、販売が行われました。
これから乗る九寨溝行の飛行機は遅れるということで、成都で夕飯を食べてしまうことになりました。
16:10 お腹はあまり空いていませんが、食べなければなりません。ここの雪花は純生でした。
九寨溝行の飛行機は案の定遅れており、弁当と水が支給されました。
19:35、50分遅れでCA4485は成都を九寨溝に向けて飛び立ちました。約1時間の飛行です。
途中、右窓に山影を認めました。雪宝頂(5588m)でしょうか。
九寨黄龍空港は標高3448mの高地にありますが、誰も高山病には罹りませんでした。
バスで2時間かけて1500m下り、22:50 九寨溝シェラトンホテルに到着しました。
飛行機は少し遅れましたが、今度は何とか午前様にならずに済みました。長い1日でした。
予定を30分だけ遅らせて8:30の出発です。今日は標高3077mの峨眉山金頂に登ります。
高速道路で165km離れた峨眉山に向かいました。約3時間休息が取れます。
走ること1時間、田園風景が広がってきました。蓮やブドウも栽培しています。
この辺りは太極拳が盛んな長寿の村だそうで、太極拳の形が家の壁を飾っています。
午前10時、眉山サービスエリアでトイレ休憩をしました。半分来ました。
11:40 峨眉山バスセンターに到着、ここから小型バスに乗り換えて、山頂に向かいます。
峨眉山は中国三大霊山の一つで、普賢菩薩の霊場です。楽山大仏と共に世界遺産となっています。
バスで雷洞坪(2430m)まで登り、接引殿(2540m)まで歩き、ロープウェーで金頂に至ります。
バスはつづら折れの山道をぐんぐん上がって行きます。約2時間の乗車です。
少し渋滞もありましたが、14時に雷洞坪に到着、涼しいです。下は夏、上は冬だそうです。
ここからロープウェー駅までは標高差110m、600段の階段を上ります。
参道にはみやげ物屋並んでいます。山で取れるキノコの類でしょうか。
杖やパンダの帽子、そして猿が有名なようで、猿のぬいぐるみも売っています。
いました猿が、本当に。何か食べていました。
お金を払えば駕籠に乗ることもできます。ただし、あまり楽そうではありません。
14:40 接引殿(2540m)に到着
15時 ロープウェーに乗車、霧が深くなってきました。
ところが、上に登るにつれ、青空が見えてきました。雲の上に出たのです。
標高約3000m、頂上は快晴でした。まず「美食林」で昼食です。
3時過ぎの遅い昼食です。お腹がすいていたせいか、今回の旅行で一番口に合いました。
2、3時間の睡眠で、ここまでやって来ましたが、山頂の快晴で眠さも疲れも吹っ飛びました。
この普賢菩薩は六牙白象に乗り、八方・上下の十方向に顔を向け、十大誓願を表しています。
同じく金頂に立つ華蔵寺の金殿(奥、光を浴びて輝いています)と大雄宝殿(銅殿、手前)です。
大雄宝殿(銅殿)には三体の仏様が祀られています。
金色に輝く金殿です。金頂(3077m)の一番高い所にあります。
峨眉山は雲海でも有名です。運よく雲海も見ることができました。下界は曇の下です。
峨眉山の最高峰 万仏頂(3099m)が見えました。素晴らしい眺めです。
臥雲庵 銀殿です。これは古いもののようです。金頂には、金、銀、銅の三殿があります。
金頂滞在40分、16時半にロープウェーに乗り、峨眉山を後にしました。
また徒歩と小型バスで麓に降り、報国寺に向いました。今年初めての蝉しぐれを聞きました。
18:45 峨眉山最大の仏教寺院 報国寺です。
山門をくぐると、弥勒殿です。布袋さまのような仏様が祀られています。
食事を告げる木魚です。入口の方に口を向けていれば、修行僧の宿泊OKの印だそうです。
普賢殿では、夕方のお勤めのお経があげられていました。
門前で売っていた果物、スモモ、モモ、ブドウ、ナシ、…
我眉山市の夕方の様子。食べ物のお店が外にテーブルを出していて、賑わっています。
19:45 定刻に宿泊する華生酒店に到着、一安心
夕食はホテルでの郷土料理でした。出始めの写真です。ビールは今回ずーと「雪花」でした。
今日は風呂に入り、疲れを癒そうと思ったら、バスタブがついていませんでした。がっかりです。
羽田空港国際線ターミナルからの出発です。まず北京に行き、乗り換えて成都へと向います。
搭乗予定の13:55発CA182便北京行は、チェックインする時に、既に2時間遅れていました。
遅れのため1,000円の食事券が出たので、中国では食べないであろう ピザとワインをいただきました。
時間を持て余し、クレジットカードで入れるラウンジを発見し、昼寝をした後、ビールをいただきました。
いつの間にか更に1時間遅れ、3時間の遅れです。乗継便は2時間後の便に変更してありますが…
16:20 やっと飛行機が現れました。この到着時間で17:50に搭乗できるのは日本の凄さでしょう。
小雨の降る天気でしたが、羽田を飛び立つと、雲上に富士山が現れました。旅の好天を予感しました。
離陸後1時間 18時に機内食がでました。どういうわけか もみじ饅頭がついています。
ソウル、大連の上空を経由し、北京に向かいました。
飛行は順調で19:40(日本時間20:40)に北京に到着しました。
入国を済ませ、成都行の乗り場に行くと、出発は24時ということでベンチで寝て待つことにしました。
23時頃、何時になるか分らないということで、ホテルで待機することになりました。
仮眠2時間、2時に起床し、寝ぼけまなこで、3:00に成都行のCA4418に乗り込みました。
成都までは、西安上空を通り、約3時間の飛行です。
4時半頃、軽食がでました。アルコール類はありませんでした。
5:20頃、機上で7月6日の日の出を迎えました。
成都に向かったことで満足しなければならず、日付が変わっても、ホテルには入れませんでした。
Kazu